[行政][人材育成]新聞出版総署、中国五拠点にオンラインゲームテクノロジーイノベーションセンターの設立を検討中

 04年12月に香港政府情報科技弁、生産力推進局、貿易発展局主催、香港ゲーム工作委員聯合会協賛で開催された『大中華圏(グレータチャイナ)網路遊戯発展、市場及び技術探索フォーラム』にて、新聞出版総署音像電子及網路管理司副司長寇暁傳氏が近い将来、北京、上海、四川、広州、そして香港に『オンラインゲームテクノロジーイノベーションセンター』を設立すると発表した。これに加え、1+10計画と題し、中国全土の大学院の中から指定校を選定し、ゲーム、マルチメディア、コミック原作、アニメ開発の原作者の育成を強化するという。また、中国本土ですでに本格的な展開をすすめてきた、CGPAだが、香港にも支所を設立した。香港には既に業界団体であるHKGDAが存在しており、この組織とCGPA香港がどのような形で連携していくのか、注目されるところだ。いままで複数のメディアにおいて、ゲーム開発者の人材不足が指摘されてきていた。一方、香港はこれからのアジアコンテンツ産業の躍進に備え、香港理工大学らが中心に開発者の育成に尽力してきている。また、台湾も『両兆双星』政策を推し進め、各総合大学と行政主導型せ設立されたデジタルコンテンツ専門学校とのパイプを太くしている。これらの人材が中国と如何に関係していくかが注目される。
【参考URL】
http://www.cnplayer.com/News/OnlineGames/Market/127083.htm
【参考文献】
『中国ゲームビジネス徹底研究2005』