[その他]チャン・イーモウ監督作品2作が日米同時にトップ1に

すでに情報としてはおそいのですが、先週末日本で公開されたチャン・イーモウ監督作品の『LOVERS』と、全米で公開された、同監督、武侠大作第1作目
である『ヒーロー』が同時期に第1位の興行収益を得ました。この監督は
ゴン・リーを主演にした『赤いコーリャン』や『菊豆』などのころから、個人的に大好きな監督でしたが、ついにやった!という感じです。韓国映画の活躍もすごいですが、アジアンムービーの王者はやはり中国多国籍チームモノでしょうか。

http://www.boxofficereport.com/wbon/week.shtml
http://www.suntimes.com/output/ebert1/wkp-news-hero27f.html
米国版(故)淀川長治のレビューも上々です。

 『ヒーロー』のような映画が、武術映画(武侠映画)を、単なるアクションや暴力を超越し、詩や哲学の舞いにまで昇華させることが出来るのだ。 暴力は単なる偶発的に起こっているにすぎない。ここで問題になるのは、「死」そのものではなく、「如何に死にいたったか」なのだ