[その他]相次ぐ日本映画のリメイク、中国製はそのままでブロックバスター

 日本映画のハリウッドにおけるリメイクが相次いでいます。古くは『7人の侍』が『荒野の七人』にリメイクされたものから、最近は『リング』のライセンス費用1億円に対し、1億2800万ドルの興行収入を達成したことや、昨今の『呪怨(じゅおん)』(これ自身は清水崇監督自身がハリウッドでメガホンをとると言われる)や『Shall We Dance』(主演はリチャード・ギアが主人公(周防作品では役所広司)、ジェニファー・ロペスがヒロイン役(同、草刈民代)を務めるという豪華キャスト)で、前回の『Made In Manhattan』に続く名コンビによる)のリメイクが進み、ハリウッドはさながら日本映画ブーム。だが忘れてはならないのは、中国系武侠映画が、リメイクなしで次々と興行収入トップを記録しているところです。これから日本が如何にしてオリジナルコンテンツをストレートに米国で成功させることが出来るかはコンテンツ産業の最重要の課題でしょう。これらのリメイク担当が韓国系プロデューサであるロイ・リーさん(35)であることも注目。このようなリメイクの裏には文化のブリッジを作れるマネージャが暗躍しているということですね。