[企業戦略]株式会社コーエー『三國志オンライン(仮称)』シンガポールで開発に関するさっくり読み

株式会社コーエーのホームページにおいて、同社がシンガポールとフランスにあらたに開発または、営業拠点を設立シンガポール法人においては『三國志オンライン(仮称)』の開発を進めると発表しました。例によって深読みする時間などはないので、その件に関するさっくり読みをさせていただきます

株式会社コーエー(以下、コーエー)は、中国ゲーム産業年度会においても『三国志X』や『太閤立身伝』がパッケージゲーム部門の十大ゲームとして選出されているほど高い認知度を誇り、多くのゲームプレイヤーがコーエーが『三國志』のMMOGを開発することを強く望んでいました。したがって、これは、中国ゲーマにとっては吉報と言えるでしょう。ただ、国産ゲームの奨励、強化が強く言われる中国において、民族ゲームとして指定されることが今後重要になる可能性が高く、そのような意味では、シンガポールの開発拠点だけではなく、光栄天津、または、中国国籍のメーカとの間でよるコラボレーションで開発される必要性が出てくる可能性があります。現在、三国志をテーマにしたMMOGは、華義、ならびに目標と、台湾ならびに中国の老舗ゲーム開発工房が開発を進めていますが、中国古典シミュレーションですでに堅固な地位を築いているコーエーが、『三国無双オンライン』の開発もあわせ、中国古典をMMOGとしてどのように展開していくのか、非常に注目されるところです。

【参照URL】株式会社コーエーホームページ
http://www.koei.co.jp