中国ゲームプレイ代行業者の潜入リポート

今年2月の報道ですが、新浪のゲームサイトで、ゲーム代行プレイ業者の潜入リポートが掲載されていました。

ゲーム代行プレイ業者とは、実際のプレイヤーの代わりに有料でレベル上げなどを行うサービスの事です。韓国や日本などでも見かけるとのことですが、2000万人程度はいるといわれる中国。採算がとれる特殊なビジネス環境のこと、あくまで、最終目的はRMTにあるようです。ここの代行プレイを依頼した人物もRMT業者のひとり。一人だけではプレイしきれないほどのキャラをもち、10平米の小さな部屋にPC5台をつなげ、それぞれが同じゲームにつながっているとのこと。

前は、ゲーム貨幣収集工場の様子を報道していましたが、仕事環境は、前述の報道とあまり変わらないようです。ただ、月給は、300元から500元。メシ付きということで、ある意味、環境は前よりも悪くなっている印象をうけます。ただし、仕事は、自分が管理しているキャラが他プレイヤーにPKされるのを防ぐのみ。敵キャラを自分で探し倒すという作業も必要ないようです。というわけで、これは、BOT管理の仕事をやらされている様子。

オンラインゲーム黎明期は、クローンサーバ、そして現在は組織化した、RMTと、状況の変化に応じてすばやくニッチ市場を見つけ出す職業プレイヤー。その動きは一般的な事業経営とある意味変わらないとも言えます。

http://games.sina.com.cn/n/2005-02-23/84571.shtml