[企業戦略]スクウェアエニックス(中国)運営サービス第一弾は       HeadLockの『ベルアイル』

 中国各種ウェッブメディアの報道によると、スクウェアエニックス(中国)が9月26日、北京にて行ったプレス発表会の中でソフトスターとの合弁解消後に運営するオンラインゲームの第1弾は『ベルアイル』であることを発表した。(中国語名『樹世界』)ヘッドロックとオーアールジーにより開発が進む『ベルアイル』は日本においてオープンβが行われ、現在はブログにて開発状況が常に報告されている。中国での展開は、日本でのオープンβを経て、その後中国での調整を進めてから2006年中に展開する、とのこと。
 これは、スクウェアエニックス(中国)が運営会社として日本のいわゆるPlayOnlineとは独自の路線を行くことを示唆しており、日本ではBBServeが運営している本ゲームを中国において、どのような展開をする予定があるのか、興味深いところだ。同時にスクウェアエニックス(中国)はあくまでのオンラインゲーム運営会社として中国の国情にあったコンテンツを本社以外の企業からも柔軟に選出する意向があることを感じさせる。オンラインゲームポータルがプラットホームになりうる、中国において、まさにがプラットホームになるべく本格的に動き出したと言ってもいいだろう。今後の展開が注目される。


【参考URL】
ベルアイル』の開発情報ブログ
http://belleisle.weblogs.jp/

『樹世界』のメディア発表会に関する報告
http://game.163.com/game2002/editor/050926/050926_504933.html